スポーツ応援やイベントで想いを伝える横断幕。「手作りしたいけど、何から揃えればいいの?」「初心者でもきれいに作れるかな?」と不安に思っていませんか。この記事では、横断幕の手作りに必要な材料選びから、デザイン、色塗り、補強まで、誰でも簡単にできる作り方を5つのステップで詳しく解説します。絵の具がにじまない裏ワザや失敗しないコツも紹介するので、プロ顔負けのクオリティに仕上がります。心のこもった一枚を完成させましょう。
まずはここから!手作り横断幕に必要な材料と道具
応援やイベントで大活躍する横断幕。手作りなら、コストを抑えつつ、世界に一つだけのオリジナルデザインを実現できます。ここでは、横断幕作りに必要な基本的な材料と道具をご紹介します。
まず準備!ベースとなる布や紙の選び方
横断幕の土台となる素材は、使用する場所(屋内か屋外か)や期間によって選び方が変わります。それぞれの特徴を理解して、最適なものを選びましょう。
布(シーチングなど)
綿100%の平織りの布。薄手で扱いやすく、手作り横断幕で最も一般的に使われます。手芸店、ホームセンターで購入できます。
安価で手に入りやすく、折りたたんで持ち運べるのも魅力的です。加工もしやすいためよく選ばれています。ただし、雨に濡れると重くなってしまうことに注意が必要です。またシワになりやすい場合もあり端の処理が必要も必要です。
紙(模造紙など)
大きなサイズの紙で複数枚を貼り合わせて使います。短期間の室内イベント向きです。文房具店、100円ショップで購入できます。
非常に安価で、ペンや絵の具のノリが良いため手軽に始められます。ただし耐久性が低く破れやすく水に非常に弱いため、屋外での使用はできません。
きれいに描ける!ペンや絵の具などのおすすめの描画道具
デザインを形にするための描画道具も、ベースの素材との相性を考えて選びましょう。特に布に描く場合は、にじみにくく、乾いた後に耐水性を持つものがおすすめです。
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描画道具 |
主な特徴 |
相性の良い素材 |
ポイント |
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アクリル絵の具・アクリルガッシュ |
乾くと耐水性になる絵の具。発色が良く、重ね塗りも可能です。ガッシュは不透明でムラなく塗れます。 |
布、紙、ブルーシート |
布に描く際は、水を混ぜすぎるとにじみの原因になるため注意が必要です。 |
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布用絵の具・布用マーカー |
布への定着を考えて作られた専用品。洗濯しても色落ちしにくいのが特徴です。 |
布 |
アイロンをかけることで、より強固に定着するタイプもあります。 |
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油性マーカー(ポスカ、マッキーなど) |
手軽に文字や線を描けるペンタイプ。くっきりとした輪郭を描くのに適しています。 |
紙、ブルーシート(布も可) |
布に使うと、種類によってはにじむことがあるため、端切れで試してから使いましょう。 |
上記の他に、以下の道具も揃えておくと作業がスムーズに進みます。
- 鉛筆、チャコペン(下書き用)
- 消しゴム
- 定規、メジャー(長いものが便利)
- 筆、ハケ(広い面を塗る用)
- 絵の具パレット、バケツ
- マスキングテープ(塗り分けや直線を引く際に)
- 新聞紙、養生シート(床の汚れ防止)
しっかり仕上げる!固定と掲示に必要なアイテム
横断幕をきれいに見せ、長持ちさせるためには、仕上げの補強と掲示用の加工が欠かせません。安全に設置するためにも、必要なアイテムを準備しましょう。
- ハトメパンチ・ハトメリング: 横断幕に紐を通すための穴を補強する金具と、それを取り付ける道具です。耐久性が格段にアップし、繰り返し使いやすくなります。セットで販売されていることが多いです。
- ミシンと糸、または布用接着剤: 布の端を三つ折りにして縫うことで、ほつれを防ぎます。ミシンがない場合は、強力な布用の接着剤や両面テープでも代用可能です。
- ロープ・紐: 横断幕をフェンスや柱などに固定するために使います。設置場所に合わせて、十分な長さと太さのものを選びましょう。
- 結束バンド(インシュロック): ロープが結びにくい場所でも、簡単かつ強力に固定できる便利なアイテムです。
手作り横断幕に必要な材料・道具一覧
- 布やシート(綿布・ポリエステル・ターポリンなど)
- 油性マーカーや布用ペン、アクリル絵の具
- 下書き用の鉛筆やチョーク、マスキングテープ
- 固定用のガムテープや両面テープ
- 掲示用のハトメ金具、紐、結束バンド
- 仕上げに使うハサミ、カッター、アイロン
これらをそろえておけば、初心者の方でも安心して横断幕作りに挑戦していただけます。
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初心者でも簡単!手作り横断幕の作り方を5ステップで解説
ここからは、実際に横断幕を手作りする手順を5つのステップに分けて具体的に解説します。一つひとつの工程を丁寧に行うことが、美しい仕上がりへの近道です。
ステップ1 デザインとレイアウトを決める
まずは横断幕の心臓部となるデザインとレイアウトを考えます。遠くからでも一目で内容が伝わるように、視認性を意識することが最も重要です。
以下のポイントを参考に、伝えたいメッセージを効果的に配置しましょう。
- フォントと配色を決める:ゴシック体など、太くて読みやすいフォントがおすすめです。チームカラーやイベントのテーマカラーを取り入れると、一体感が生まれます。背景色と文字色のコントラストを強くすると、より視認性が高まります。
- レイアウトのバランスを考える:文字やイラストをどこに配置するか、全体のバランスを見ながら決めます。方眼紙やデザインソフトを使って縮小サイズのラフスケッチを作成すると、完成イメージが掴みやすくなります。
ステップ2 材料を準備し下書きをする
デザインが決まったら、布や紙に下書きをしていきます。この下書きが仕上がりの美しさを左右する重要な工程です。
作業を始める前に、布にアイロンをかけてシワを伸ばしておくと、線が描きやすく、絵の具も塗りやすくなります。下書きには、後で消せるチャコペンや薄い色の鉛筆(2Hなど)が適しています。
大きな文字や正確なレイアウトで描きたい場合は、マスキングテープで上下にまっすぐな線を引きます。
ステップ3 色を塗って文字を仕上げる
いよいよ色を塗る工程です。下書きに沿って、丁寧に色を乗せていきましょう。作業場所が汚れないように、布の下には新聞紙やビニールシートを敷くことを忘れないでください。
色を塗る際は、にじみを防ぐために絵の具の水分量に注意が必要です。
まず文字の輪郭を細い筆で縁取りし、その内側を太い筆で塗りつぶしていくと、はみ出しにくくキレイに仕上がります。背景などの広い面積から塗り始め、乾いてから文字やイラストなどの細かい部分を塗るのが基本です。
重ね塗りをする場合は、下の色が完全に乾いてから次の色を塗りましょう。
ステップ4 補強とハトメ加工を行う
屋外での使用や長期間の掲示を考えている場合、横断幕の耐久性を高めるための補強作業が欠かせません。このひと手間で、横断幕が長持ちします。
まず、布の四辺を裏側に2〜3cmほど折り返し、三つ折りにしてミシンで縫うか、布用の強力な両面テープや接着剤で固定します。これにより、布の端がほつれるのを防ぎ、全体の強度がアップします。
次に、ロープを通して横断幕を固定するための「ハトメ」を取り付けます。ハトメとは、穴を補強するための金属製のリングです。手芸店やホームセンターで販売されているハトメパンチ(打ち具セット)を使います。50cm〜1m程度の間隔で印をつけ、説明書に従って均等にハトメを取り付けていきましょう。ハトメがあることで、ロープで強く縛っても布が直接破れるのを防げます。
ステップ5 乾燥させて完成!
すべての色塗りと補強が終わったら、最後の工程である乾燥です。
絵の具やインクが完全に乾く前に触ったり折りたたんだりすると、色が他の部分に移ったり、デザインが崩れたりする原因になります。風通しの良い日陰で、最低でも24時間以上は広げたままの状態でしっかりと乾かしましょう。
使用した絵の具の種類によっては、最後にアイロンをかけることでインクが布に定着し、耐水性や耐洗濯性が向上するものがあります。絵の具のパッケージに記載されている使用方法を確認し、必要であれば当て布をして裏側からアイロンをかけてください。
完全に乾いたら、世界に一つだけのオリジナル横断幕の完成です!
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※もちろんハトメ加工も無料!
失敗しない!手作り横断幕をキレイに仕上げるコツとは?
ここでは、初心者がつまずきがちな「にじみ」や「ほつれ」を防ぎ、プロ並みの仕上がりに近づけるためのコツを具体的に解説します。
失敗防止!絵の具やペンがにじまないための裏ワザ
手作り横断幕で最も多い失敗は、文字や絵のにじみです。特に布はインクを吸いやすいため、事前の準備と作業中の工夫が重要になります。
以下の裏ワザを実践して、くっきりとした美しい横断幕を目指しましょう。
作業前:布の下地処理をしましょう。画材店で手に入る「ジェッソ」や「ファブリックメディウム」を布に薄く塗っておくと、絵の具の定着が良くなり、にじみを強力に防ぎます。時間がない場合は、布から30cmほど離して防水スプレーを軽く吹きかける方法も有効です。
描画中①:布用の画材を選びましょう。ペンは「布描きマーカー」、絵の具は「アクリル絵の具」や「布用絵の具」を選びましょう。普通の水性ペンや水分が多すぎる絵の具は、にじみの原因になります。
描画中②:布の下に紙を敷きましょう。作業する際は、横断幕の下に新聞紙やダンボールを敷いてください。インクの裏写りを防ぐだけでなく、余分な水分を吸い取ってにじみを軽減する効果も期待できます
耐久性をアップさせる布の端処理と補強方法
屋外での使用や長期間の掲示を考えている場合、耐久性を高めるための補強は必須です。布の端がほつれたり、設置部分が破れたりするのを防ぐための方法をご紹介します。
布の四辺(ほつれ防止)
三つ折り縫いがおすすめです。布の端を二回折り返してミシンや手縫いで縫う方法です。最も丈夫で見た目もきれいに仕上がります。ミシンがない場合でも、まつり縫いやなみ縫いで対応可能です。
ほつれ止め液を使うのもおすすめです。手芸用の「ほつれ止めピケ」などを布の裁ち端に塗るだけの簡単な方法です。縫う手間が省けますが、洗濯を繰り返すと効果が薄れる場合があります。
四隅(ハトメ部分)
当て布で補強しましょう。ハトメを取り付ける四隅の裏側に、共布や厚手の布(帆布など)を当ててからハトメを打ち込みます。ロープで引っ張った際の力が分散され、生地が破れるのを防ぎます。
上下の辺
袋縫い加工がおすすめです。横断幕の上下の辺を筒状に縫う加工です。この部分にポールやパイプを通すことで、横断幕が風でたわむのを防ぎ、ピンと張った状態で掲示できます。
Q&A|横断幕の手作りに関するよくある質問
横断幕に使う布はアイロンでシワを伸ばしてから描いた方がいいですか?
はい、描画を始める前にアイロンでシワをしっかり伸ばしておくことを強くおすすめします。布にシワや折り目がついたままだと、ペンや筆が引っかかって線が歪んだり、絵の具が均一に塗れなかったりする原因になります。特に、綿やポリエステルなどの布は、購入時に畳みジワがついていることがほとんどです。
アイロンをかける際は、布の洗濯表示を確認し、素材に適した温度でスチームを使いながら丁寧に行いましょう。この一手間を加えるだけで、インクのにじみを防ぎ、仕上がりの美しさが格段に向上します。
途中で間違えた文字や絵を修正する方法はありますか?
手作りならではの悩みですが、完全に元通りにするのは難しいものの、いくつかの修正方法はあります。使用した画材や間違いの程度によって最適な方法が異なります。
- 上から塗り重ねる: 間違えた部分より少し濃い色や、ベースの色と同じアクリル絵の具などを上から重ねて塗りつぶす方法です。下の色が透けにくい不透明な画材の場合に有効です。
- 布用の修正ペンを使う: 小さなミスであれば、手芸店などで販売されている布用の修正ペン(白など)で隠すことができます。
- デザインの一部として活かす: 間違いを隠すのではなく、上から別の模様やイラストを描き足して、デザインの一部としてアレンジする方法もあります。
修正を試す際は、必ず同じ布の切れ端などでテストしてから本番に臨むようにしましょう。
光沢のある布とマットな布、どちらが見やすいですか?
屋外や強い照明の下では「マットな布」が適し、屋内で華やかさを演出したい場合は「光沢のある布」が映える選択といえます。
光沢のある布(サテンなど)は発色が鮮やかで華やかな印象を与えられるため、結婚式やパーティー、記念撮影用の装飾など、屋内イベントにおすすめです。ただし、照明が当たると反射して文字や絵が見えにくくなる場合があります。
一方で、マットな布(トロマットやシーチングなど)は光を反射しにくく、どの角度からでも文字が読みやすいのが強みです。発色はやや控えめになりますが、屋外でのスポーツ応援や体育祭、日差しの強い場所では特に視認性が高くおすすめです。
まとめ
この記事では、初心者でも簡単にできる横断幕の手作り方法を、材料選びから仕上げのコツまで詳しく解説しました。手作り横断幕をキレイに仕上げる秘訣は、用途に合った布やにじみにくい描画道具を選ぶこと、そして下書きや補強といった手順を丁寧に行うことです。心を込めて作った横断幕は、既製品にはない温かみで応援する気持ちを強く伝えてくれます。ぜひ本記事を参考に、世界に一つだけのオリジナル横断幕作りに挑戦してみてください。
横断幕の購入をご検討中の方や、デザイン・設置についてもっと詳しく知りたい方は、ぜひお気軽にご相談ください。
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