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目的別・横断幕デザイン例と適切なサイズの選び方について解説
目的別・横断幕デザイン例と適切なサイズの選び方について解説

\目次/

● 学校・会社のお祝いイベントで使用する横断幕の例

● 長寿をお祝いする横断幕の例

● 成人をお祝いする横断幕の例

● 部活などの成果をお祝いする横断幕の例

● 横断幕のサイズの選び方

● 横断幕を製作する前にチェックしておきたい注意点

● まとめ

 

お祝い事に合わせて横断幕を作りたいものの、デザインやサイズをどうすればよいかわからず困っていませんか。失敗すると悪目立ちするため、慎重に計画を練りたいはずです。

そこで、このページでは横断幕の製作を検討している方に向けて、目的別に横断幕のデザイン例を紹介するとともに適切なサイズの選び方を解説していきます。

 

学校・会社のお祝いイベントで使用する横断幕の例

学校や会社では、入学式や入社式、卒業式などのイベントで横断幕を製作することがあります。どのような点に気を付けて製作すればいのでしょうか。具体的な例を挙げて、制作のポイントを紹介します。

校章・社章のみでシンプルに仕上げる

入学式や入社式など、お祝い事のイベントで横断幕を製作する場合、にぎやかなデザインにしたくなるかもしれません。にぎやかなデザインも素敵ですが、公的なイベントの場合はシンプルなデザインに仕上げることをおすすめします。

テーマにそぐわないデザインの横断幕を製作すると、イベントの雰囲気を壊してしまうからです。使用するモチーフは校章や社章のみにとどめ、シンプルなデザインを心がけると良いでしょう。にぎやかなデザインは、プライベート感の強いイベントにおすすめです。

文字も必要最低限にとどめる

横断幕に記載する文字の考え方も同じです。あれこれ記載すると散らかった印象になりやすいため、イベントの雰囲気を壊してしまう恐れがあります。

基本的には、必要最低限にとどめるべきと言えるでしょう。例えば「祝入学、おめでとうございます、学校名」「2021年度、株式会社○○、入社式」などが考えられます。

配色は定番を心がける

配色に関しても、無難にまとめることをおすすめします。イベントの主役は参加者であって、横断幕ではないからです。配色の定番と言えるのが、白地に黒文字です。

祝入学・祝入社などの一部分だけ赤文字を用いても良いでしょう。面白味はありませんが、学校・会社のイベントで誰もがイメージする配色であるため安定感はあります。したがって、公的なイベントには最適な配色です。

 

長寿をお祝いする横断幕の例

還暦・古希・喜寿などを迎えた方をお祝いするため、横断幕を製作するケースもあります。具体的な例を挙げて、製作時に気を付けたいポイントを解説します。

イラストなどはお好みで

長寿をお祝いする横断幕の場合、イラストなどのアイキャッチが欠かせないわけではありません。文字だけで構成しても、まとまりのある横断幕を製作できます。文字だけだと寂しい場合は、製作主体(例えば、自治会など)のエンブレム、フリー素材などを活用すると良いでしょう。

文字はお祝いの内容がわかるように

横断幕の文字は、お祝いの内容がわかるように意識します。つまり、還暦・古希・喜寿などと誰をお祝いしているかがわかるようにするのです。例えば「祝喜寿、○○さん」あるいは「祝米寿、お誕生日おめでとうございます、○○さん」「祝卒寿・いつまでも元気でいてね・おばあちゃん」などが考えられます。

配色はテーマカラーを活用

長寿をお祝いする横断幕の配色はそれほど難しくありません。それぞれにテーマカラーが設定されているからです。具体的には、以下のようになっています。

【長寿祝のテーマカラー】

● 還暦:赤

● 古希・喜寿:紫

● 傘寿・米寿:金

● 卒寿・白寿・紀寿以降:白

以上のテーマカラーをベースに配色を考えると、目的に沿った横断幕を製作できます。

成人をお祝いする横断幕の例

成人をお祝いするため、横断幕を製作するケースがあります。具体的な例をあげつつ、製作のポイントを解説します。

華やかなモチーフを用いる

成人をお祝いする横断幕には、華やかなモチーフを用いることをおすすめします。華やかなモチーフを用いることで、おめでたい雰囲気を一層盛り上げられるからです。お祝い事に用いられることが多い桜や鶴、日の出などを用いて、横断幕を仕上げると良いでしょう。

文字は力強くシンプルに

桜や鶴などのモチーフを用いるため、文字は力強くシンプルにまとめることをおすすめします。情報量が多くなると、横断幕の目的が伝わりづらくなってしまうからです。例えば、「祝・成人・地名」などが考えられます。横断幕を製作するメンバーの氏名を加えると、さらに一体感が生まれます。

配色も華やかに

配色も華やかなものがおすすめです。具体的には、赤地に白文字、黒地に金文字などの組み合わせが考えられます。モチーフ、文字を含めた全体のバランスを考えつつ、配色を決定しましょう。

 

部活などの成果をお祝いする横断幕の例

部活やスポーツクラブなどでは、大会優勝や大会出場を祝って横断幕を製作することがあります。具体的な例を挙げて、製作のポイントを解説します。

エンブレムなどを入れる

部活やスポーツクラブが横断幕を製作する場合、一目でどのチームのものであるかがわかるようにします。横断幕を見た人に、チームの成果を簡単に伝えられるからです。そこで、おすすめしたいのが、横断幕にチームのエンブレムを入れることです。エンブレムがない場合は校章などでも構いません。これらがない場合は、製作すると良いでしょう。あるいは、バットやボール、トランペットなどのシンボルを入れて、横断幕が目立つようにすることも考えられます。

文字はシンプルに

文字は、シンプルにわかりやすくすることが重要です。あれこれ書きたくなりますが、詰め込みすぎると読みにくくなります。例えば「祝○○大会出場・チーム名」などが考えられます。出場メンバーを加えると、チームの士気をさらに高められます。

遠くから見やすい配色に

配色のポイントは、遠くからでもはっきり見えるように工夫することです。例えば、白地に黒文字、青地に黄文字などのように、コントラストをつけると遠くからでもはっきり見えるようになります。

 

横断幕のサイズの選び方

お祝い事で横断幕を製作する場合、デザインだけでなくサイズも考えなければなりません。サイズ選びの基本的なポイントは、使用するシーンに合わせて適切なサイズを選ぶことです。使用するシーン別に、おすすめのサイズを紹介します。

横断幕を参加者が掲げる

イベントの参加者が横断幕を手に持って掲げるケースは、掲げる人数をもとに最適なサイズを考えます。例えば、1人で掲げる場合は「縦45~60cm×横120~150cm」程度、2人で掲げる場合は「縦60~90cm×横180~240cm」程度が最適です。ただし、掲げ方によっても最適なサイズは異なります。実際にシミュレーションして検討すると良いでしょう。

屋内に掲示する

屋内に横断幕を掲示する場合、会場の大きさにより最適なサイズは変わります。小さな会場は「縦80~150cm×横180~300cm」程度、大きな会場は「縦120~180cm×横150~360cm」程度が最適です。実際に製作する場合は、会場の大きさだけでなく掲示できるスペースについても注意が必要です。特に、部活などで使用する場合は、他チームも横断幕を掲示することが考えられます。

野外に掲示する

野外のフェンスなどに掲示する場合は、遠くからでも目立つ大き目の横断幕がおすすめです。具体的には「縦90~180cm×横300~500cm」程度の横断幕を製作すると良いでしょう。ただし、野外でも掲示できるスペースには限りがあります。横断幕を製作する前に、掲示できるスペースを確認しておきましょう。

 

横断幕を製作する前にチェックしておきたい注意点

最後に、横断幕を製作するにあたり注意したい点を解説します。

横断幕の耐久性を考える

横断幕の耐久性は様々です。繰り返し使用する場合は、耐久性の高い横断幕を選ばなければなりません。耐久性を評価する要素のひとつが生地の種類です。例えば、テトロンポンジは安価ですが、耐久性は高くありません。

織物などに塩ビシートを貼り付けたターポリンは、テトロンポンジよりも高価で耐久性も高くなっています。ただし、あらゆるケースで、テトロンポンジよりも優れているわけではありません。最適な生地は、横断幕の使用方法で異なります。生地の特徴を理解したうえで、横断幕を製作することが重要です。

横断幕の色は慎重に確認

横断幕の色は慎重に確認しなければなりません。イメージ通りに仕上がらないことがあるからです。イメージ通りに仕上がらない主な理由として、パソコンのモニターだけで色を確認することがあります。パソコンのモニターに表示される色は、機種や設定で異なります。

したがって、イメージと実物にずれが生じてしまうのです。このようなトラブルを防ぎたい場合は、横断幕制作会社から生地サンプルを取り寄せて実際の色を確認すると良いでしょう。あるいは、依頼者側から色の見本を送付することなどもできます。

 

\まとめ/

横断幕製作のポイントは、使用する目的で異なります。例えば、入社式・入学式などで使用する場合は、会場の雰囲気を壊さないシンプルなものが適しています。

また、還暦や古希などをお祝いする場合は、テーマカラーを使用した比較的にぎやかなものが適しています。いずれにせよ、横断幕を製作するとイベントに活気がでるはずです。検討中の方は、この記事で紹介した内容を参考に横断幕を製作してみてはいかがでしょうか。

幕夫さんでは横断幕の販売を中心に様々な商品を多数取り扱っております。用途やご予算に応じて最適なサイズや生地などもご提案できますので、気になる商品がある方はお気軽にご連絡ください。


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