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横断幕は自分で作成可能?パソコンで作成する方法とは
横断幕は自分で作成可能?パソコンで作成する方法とは

\目次/

● 自分で横断幕を作るメリット

● 横断幕で使う布とは

● 横断幕作成に必要な道具

● 横断幕の作成方法

● 自分で作成できる横断幕

 

初めて横断幕を作る人や、コストをなるべく抑えたい人に、パソコンを使って横断幕を作成する方法を詳しく紹介します。

スポーツイベントの応援や人が集まるイベントなどに欠かせない横断幕。見やすく、目立つようなオリジナルな横断幕を作るにはコストが高くかかってしまうと考えている人が多いのではないでしょうか。

 

自分で横断幕を作るメリット

横断幕の作成を業者に一から依頼すると、1メートル×3メートル程度のサイズで、1万円〜3万円のコストがかかります。同じ横断幕でも使う布やサイズによって価格は変わりますが、数万円単位の費用がかかってくるのが一般的です。

使うのが1回限りのイベントや、予算がそれほどないという人は、一からオーダーメイドをするには値段が気になってくるのではないでしょうか。

自分で横断幕を作成すれば、材料費だけで済み、業者に依頼するより低予算で済みます。

業者に依頼すれば、作る手間を省き、スピーディーに理想の横断幕を手に入れることができますが、時間があり、安く横断幕を作りたい人は、手作りが最適です。

 

横断幕で使う布とは

横断幕で最も重要なのは使用する布選びです。

横断幕では、ターポリンやトロマットなど丈夫で劣化が少ない素材が使われます。ターポリンは、ビニールが使われている化学繊維素材で、雨風に強く、長期間野外で使用するのに安心な素材です。トロマットはポリエステル製で軽く、リーズナブルで持ち運びしやすい特徴があります。

これらの素材は主に業者に依頼する時には使われる素材ですが、手芸店で取り扱っている素材ではありません。布だけを購入すると高価になるため、ターポリンやトロマットを使いたい場合には、業者へ依頼するのがスムーズです。

自作する時には、その後の加工のためにも綿生地が最適。ワイシャツを作る時に使われるオックスフォード綿などは光沢があり、加工しやすいです。手芸店でも綿生地は多く取り扱われているため、入手しやすいでしょう。購入する時には、少し余裕を持たせてカットしてもらいます。

 

横断幕作成に必要な道具

横断幕を手作りする時に必要な道具は、100円ショップ、手芸店、ホームセンターなどで手に入れられるものがほとんど。自宅でパソコンがあれば、文字を書くのが苦手な人でも転写するだけなので簡単に綺麗な文字が布に書けます。

必要な道具は、布以外に、文字を転写するための型紙とチャコペーパー、マスキングテープ、アイロン接着テープ、絵の具、筆、防水スプレー、コピー用紙、カッターなどです。

使う絵の具は、耐水に優れたアクリルガッシュを使い、防水スプレーを使うことで耐久性がアップします。急な雨などでも文字が取れてしまう心配がありません。

 

横断幕の作成方法

購入した布は、切りっぱなしになっていることがほとんどです。そのままでおくと布の端から糸が出てほつれてしまうため、ミシンで数センチ折り曲げて縫うか、アイロン接着テープを使い、端の処理を行いましょう。

どちらの方法でも布の強度が上がり、見た目も良くなるため、やりやすい方法で事前に処理をしておくのが重要です。

パソコンを使い、エクセルやワードなどの文字をA4コピー用紙に用意し、プリントアウトします。

プリントアウトした型紙にチャコペーパー、布をおき、文字をなぞると布に型紙の文字が転写可能。転写するのは文字の輪郭だけで、絵の具を使って文字を太く仕上げます。マスキングテープを使って文字の輪郭を縁取りしておくと、はみ出る心配がありません。綺麗に仕上がるポイントなので、しっかりと縁取りをしましょう。

アクリルガッシュは、水を加えて塗りますが、水の量によってムラが出たり、絵の具の剥がれにつながるため、水を多く加えすぎないようにすることがポイントです。

水は絵の具に対して2分の1以上加えないようにしてください。少しずつ塗り、文字が透けて見えない程度に繰り返し塗ることで綺麗に仕上がります。

絵の具が乾いた後は、防水スプレーをして、塗料が取れないようにしてください。

横断幕をどこかに取り付ける場合には、ハトメや穴あけパンチなどを使って加工します。ハトメは、丸い金属の金具ですが、手芸店や100円ショップにも取り扱いがあり、特別な道具がなくても取り付けることが可能です。

  

\まとめ/

自分で横断幕を作るには、パソコンを使って文字をプリントアウトし、絵の具を使うことで作成が可能です。業者が使うようなポリエステル製やビニール製の布は手に入りにくいため、綿製の布を使います。布端の処理や文字の輪郭を取るためのマスキングテープを貼るなど細かな作業がありますが、丁寧に行うことで綺麗に仕上がるでしょう。

ただし、丈夫な生地やデザインのクオリティなどを求める場合は業者に制作を依頼するのも一つの手段です。

幕夫さんでは横断幕に関するお役立ち情報のご紹介をしているほか、横断幕の販売を中心に様々な商品を多数取り扱っております。用途やご予算に応じて最適なサイズや生地などもご提案できますので、気になる商品がある方はお気軽にご連絡ください。


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