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横断幕の紐の結び方3選!横断幕の仕上げ方法や設置する際の注意点なども紹介!
横断幕の紐の結び方3選!横断幕の仕上げ方法や設置する際の注意点なども紹介!

\目次/

● 横断幕におすすめな素材

● 横断幕の仕上げ方法について

● 横断幕の紐の結び方3選

● 横断幕を設置する際の注意点

● まとめ

 

スポーツ会場などで見かける横断幕。自分で横断幕を取り付ける際、どうやって結んだら良いか迷ったことはありませんか。適当に紐を結んでしまうと解けやすく、人に当たることもあるので慎重に結ばなくてはいけません。今回は、横断幕の仕上げ方法や紐の結び方などについて紹介します。横断幕を設置しようと考えている人は、ぜひ参考にしてください。

 

横断幕におすすめな生地

横断幕を設置する場所に合わせて、素材選びに気をつければ長く活用できるはずです。例えば、屋外に常設する横断幕を作る場合は、丈夫で雨に濡れても問題ない厚手の素材が適しています。ここからは、横断幕におすすめな素材について解説していきます。

トロマット

ポリエステル製の生地で、適度に光沢があり発色が良いのが特徴です。軽量で持ち運びしやすく、折りたたんでもシワになりにくいのが嬉しいポイント。スポーツの試合など、終わった後に取り外して持ち帰らなければいけないときに適しています。適度に強度がある生地なので、屋内外のどちらでも使用することが可能です。ただし、屋外に常設できるほどの耐久性はないので注意が必要です。トロマットの横断幕を保管する際は、デザインが印刷された部分を内側にして折りたたみ、直射日光が当たらない場所に置きます。水に濡れたままにすると色移りすることがあるので、しっかり乾かしてから保管すると良いでしょう。

ターポリン

ポリエステルと塩化ビニールを混合して作られたターポリンは、丈夫で雨風に強いのが特徴です。横断幕に使われる素材の中でも丈夫なタイプで、屋外の常設用の横断幕にも活用されています。長時間日光を浴びても色褪せることが少ないのもメリットです。ターポリンで大きな横断幕を作ると重くなるため、こまめに付け替えたり、持ち運びしたい場合には向いていません。高い場所に横断幕を設置するなら、ターポリンがメッシュ状になっているメッシュターポリンがおすすめです。生地に小さな穴があいていることから、風の影響を受けにくいという特徴があります。ターポリンの横断幕を保管するときは、デザインが印刷された部分を内側にして筒状に丸めましょう。折りたたんで保管すると、インクが剥がれることがあるので注意してください。

ポンジ

ポリエステル系の素材で、軽くて薄いのが特徴の生地です。発色が良い素材なので、鮮やかな色合いのデザインに最適。インクも浸透しやすく、裏面からもデザインを確認できます。比較的安い価格で購入できるものの、耐久性が弱いというデメリットもあります。ポンジの横断幕は印刷面を内側にして折りたたみ、風通しの良い場所で保管しましょう。他の素材と同様に、直射日光の当たる場所での保管は避けてください。

 

横断幕の仕上げ方法について

横断幕には、ハトメ加工や上下袋といった仕上げが欠かせません。こうした加工を施すことにより、横断幕が取り付けやすくなります。ここからは、横断幕の仕上げ方法のハトメ加工と上下袋加工について解説していきます。

ハトメ加工

ハトメとは丸い金属リングのことで、横断幕の穴が破れないように補強する役割があります。紐を通したり、S字フックを引っ掛けるときに利用される方法です。フェンスといった横断幕の四辺をロープで縛りつけられる場所であれば、ハトメ加工を選ぶのが良いでしょう。

横断幕にハトメを取り付けるときは、ハトメ抜きまたは穴あけポンチと、ハトメパンチ、取り付ける数のハトメを用意してください。ハトメの穴をあける前に、まずは取り付ける部分に印を付けて均等になるように調整します。ハトメ抜きで生地に穴をあけて、穴にハトメを合わせてハトメパンチで取り付ければ完成です。

また自分でハトメを取り付けるのが難しい場合は、横断幕を作成してもらう業者に加工を依頼するのが良いでしょう。(ホームセンターにもハトメはありますがアルミ製で弱く変形を起こすことがあります。)

ハトメに紐を取り付ける際は、紐を二つ折りして紐の折り目を金具に通します。折り目部分を広げて輪にしたところに、紐の先端を2本通します。通した紐を引っ張れば、ハトメへの紐の取り付けは完了です。

上下袋加工

ハトメが張れない場所に横断幕を取り付けたい場合は、上下袋加工がおすすめです。上下袋加工とは、横断幕の上下を折り返し袋状にすること。袋状になった部分に棒やパイプを通して、棒に紐を縛りつければきれいに横断幕を張れます。事前にポールを準備している場合は、ポールが通せる大きさの袋幅で作成してもらいましょう。

横断幕のデザインは加工を考慮したものにする

デザインを作成してから加工方法を決めると、デザインが被ってしまうケースがあるので注意しましょう。例えば、上下袋加工を選ぶ場合、横断幕ギリギリまで文字や絵を配置するとデザインが隠れて見えなくなる可能性があります。

 

横断幕の紐の結び方3選

横断幕にハトメや上下袋を取り付けたら、実際に紐を結んで設置してみましょう。設置場所に応じて、取り付けやすい結び方を選ぶのがおすすめ。ここからは、横断幕の紐の結び方3選を紹介します。

巻き結び

一般的によく活用される物とロープを繋ぐ結び方です。1度結んだら解けにくく簡単に結べるので、一時的に横断幕を設置するときにおすすめの方法です。紐を棒などに1回巻きつけたら、紐を交差するようにさらにもう1回巻きます。交差した下の部分から紐を通して、上から強く引っ張ります。

ふた結び

ふた結びとは、テントといった物と紐を繋ぐときに用いられる結び方の一つです。ひと結びを2回繰り返すことで、強度が高くなります。結ぶのもほどくのも簡単なので、ボートをロープで繋ぐ際にも使用される結び方です。ふた結びの結び方は、まず柱などにロープの先端を1回巻きつけ、交差した下部分から紐を通します。結び目の後ろでもう1回紐を巻き、輪の中に紐を通します。ロープの先端ともう一方の結び目からでるロープを強く引っ張りながら結び目を締めたら完了です。

ふた回りふた結び

ふた回りふた結びはシンプルかつ簡単な結び方で、紐を物に結びつけるときに用いられます。強風などに耐えられるため、消防局でも推奨されている結び方です。紐を柱などに2回巻きつけたら、巻いた方の紐の先端をもう一方に通して、できた輪に上から紐を通します。もう1度同じ方法で紐を結び目の後ろに巻きつけて輪の中に通します。最後に結び目を強く引っ張ったら完了です。

いずれも建設や工業関係の現場関係の方が周りにいれば聞いてみるのもいいと思います。

 

横断幕を設置する際の注意点

屋外で横断幕を設置する場合、会場の主催者や自治体に設置可否を確認することをおすすめします。

各自治体の条例により、横断幕の設置が禁止されている可能性があるからです。設置する場所や横断幕の大きさについて、細かく条件が決められているケースが多いです。また場所によっては許可や申請が必要になるので、横断幕を取り付ける前に確認しておきましょう。

例えば、道路などの公共の場に設置したいなら、警察の許可を貰う必要があります。野球場などスポーツを応援する場所に取り付ける際は、基本的には各会場の規定を確認し、主催者に許可を得てから設置してください。無許可で横断幕を設置すると、取り外すように注意される可能性が高いでしょう。

また屋外に設置する横断幕は、風に飛ばされたり紐が外れて人に怪我させることがないように注意が必要です。

 

\まとめ/横断幕を設置する際は、しっかり紐を結びましょう!

横断幕をしっかり紐で結ぶことで、きれいな見た目になり、より横断幕を引き立たせることができます。特に屋外で横断幕を取り付ける際は、強度があり解けにくい結び方を選びましょう。基本的な横断幕の設置方法を紹介しましたが、今回紹介した以外にも様々な結び方があります。自分が結びやすい方法を習得して、きれいに横断幕を取り付けてください。

幕夫さんでは横断幕に関するお役立ち情報のご紹介をしているほか、横断幕の販売を中心に様々な商品を多数取り扱っております。用途やご予算に応じて最適なサイズや生地などもご提案できますので、気になる商品がある方はお気軽にご連絡ください。


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