\目次/
● 横断幕の設置方法
● 加工別の取り付け方法
● 棒袋縫い加工での設置方法
● 横断幕を設置する際の注意点
● 横断幕の設置は場所や用途で決めよう!
横断幕は掲げるだけではなく、設置することも多いですよね。
その場合、どのように設置するのか、また加工別での取り付け方をご紹介していきます。
横断幕の設置方法
横断幕でよく知られているのが、スポーツの応援やイベント会場、建設現場などで使用されているものです。サイズが大きく重さもあるので、設置の際は外れないようにしっかりと固定をする必要があります。
横断幕の設置の際、取り付ける方法は様々ですが、主にハトメ加工を施したものや棒袋縫い加工をしたものなど、加工方法によって強度なども変わってきます。
一般的に知られている方法としては、ハトメ加工を施した横断幕にロープやワイヤーなどを通して、手すりなどにくくりつけて設置をします。
横断幕の設置に大切な加工別の取り付け方法を、次から解説していきましょう。
加工別の取り付け方法
横断幕の設置には、加工が必要でそれによって用途も変わってきます。
ここでは、そんな横断幕の加工別の取り付け方法を解説していきましょう。
ハトメ加工での取り付け
ハトメ加工とは、横断幕や垂れ幕に紐を通すための穴を開け、破れ防止のためにその穴を縁取るように丸い金具で補強する加工方法です。
ハトメの基本的なサイズは外径18㎜・内径10㎜が主流です。
①まずは横断幕にロープを取り付ける
横断幕を設置する方法として一番メジャーな方法がハトメ加工です。
まずは、ロープを二つ折りにし、折った方をハトメに通します。
折ったほうが輪になるので、ロープの反対側を輪に通して引っ張ると横断幕とロープが繋がります。
②設置場所にロープで取り付ける
設置場所を選ぶときは、ロープを引っ張っても固定される丈夫なところに結ぶようにします。
金網フェンス・ブロック・柱・足場など、設置場所にロープを取り付ける工程は大変重要なポイントになるので、ロープの結び方も解けない方法で結びます。
③横断幕が傷まない距離で設置する
横断幕をロープで取り付ける場合、壁と横断幕の間を10㎝以上空けて設置するようにしましょう。
ロープを張りすぎると風でなびいた生地と壁が擦れて傷んでしまいます。
逆にたるませすぎると、風で落下したりちぎれてしまうので、少し余裕のあるロープの間隔にしましょう。
アイプレート加工での取り付け
紐を掛ける場所がなかったり、直接外壁に取り付けたいときは、アイプレートという金具を使う加工方法があります。
アイプレートを壁に打ち付け、アイプレートに紐を通すことで、外壁に直接横断幕を設置できます。
アイプレートはホームセンターやネットでも簡単に手に入ります。
外壁がコンクリートや石膏ボード、モルタルなどの場合、インパクトを使い専用の打ち付けビスが必要になるので同時に購入するといいでしょう。
ハトメ加工に吸盤を通しての取り付け
横断幕のハトメ部分に吸盤を通し、ガラス面に吸い付かせる方法です。
上からキャップを締めるタイプや、レバー式のもの、静電気で貼り付けるタイプなど種類は色々あります。
吸盤の耐荷重を確認してから設置するようにしましょう。
テンションコード加工での取り付け
テンションコードとは、伸縮性のあるコードの端にフックをつけたものです。
フックをハトメ部分に掛けるだけで、簡単に横断幕を設置できます。
コードの伸縮性によって強風のショックを吸収するため、屋外での設置も安心です。
長さに種類があるので、取り付け場所に合った長さのコードを選ぶようにしましょう。
棒袋縫い加工での設置方法
棒袋縫い加工とは、横断幕の上部のみ、もしくは上下両方を袋状に縫った上下袋加工です。
ハトメ加工とは違った横断幕の設置方法なので、細かく説明していきましょう。
棒袋縫い加工でポールに横断幕を通す方法
袋状になっている部分にポールを通して設置する方法で、屋内でも屋外でも設置できる方法です。
上部のみが袋縫い加工されているものは、のれんのようにぶら下がりの状態になります。
上下両方が袋縫い加工されているものは、横断幕を上下に引っ張る形になるので、生地がピンと張ります。
お店の看板や広告としての横断幕は、お店の名前や商品名がきれいに見えるようにピンと張って設置する方法がおすすめです。
横断幕を設置する際の注意点
横断幕は看板と同じ扱いなので、法律や各市町村の条例によって設置するための条件が決められていることもあります。
許可や申請が必要な場合もあるので、屋外に設置する際は事前に確認しましょう。
屋内のイベントの際も、主催者の許可が必要な可能性があるので事前にチェックしておきましょう。
\まとめ/横断幕の作成は設置場所や用途で決めよう
サッカーなどの応援用横断幕の場合、設置できる場所がまちまちなので、万能タイプのハトメ加工が多いです。また、店舗の販促用看板として横断幕を利用する場合は、常設することが多いため、袋縫い加工でしている方が安全です。
このように、同じ横断幕でも用途によって変わります。どういった目的で横断幕を作るのか、それで加工も変わってきますよね。どちらが作成したい横断幕に適した加工か、設置の仕方も是非検討してみてくださいね。
幕夫さんでは横断幕に関するお役立ち情報のご紹介をしているほか、横断幕の販売を中心に様々な商品を多数取り扱っております。用途やご予算に応じて最適なサイズや生地などもご提案できますので、気になる商品がある方はお気軽にご連絡ください。