神奈川県 箱根小涌谷にある老舗旅館三河屋旅館様より、 工事期間中に使用する工事用特大幕の製作をご依頼いただきました。 工事中であっても旅館の品格ある外観を損なわず、来館されるお客様に安心感を与えられる見せ方を実現することが今回のテーマです。
旅館や商業施設など、建物の印象がそのまま「体験価値」につながる現場では、 足場が立つ期間の景観対策が営業面にも影響します。 そこで本事例では、見た目の自然さに加えて、屋外掲示に必要な耐久性・安全性まで含めた仕様を整理し、最適な加工方法をご提案しました。
ご依頼内容
| お客様名 | 箱根小涌園 三河屋旅館 |
|---|---|
| 会社名 | 有限会社 大栄商会 |
| 担当者様 | 佐々木耕志 様 |
| 住所 | 〒250-0052 神奈川県小田原市府川28-10 |
| 電話番号 | 0465-32-7758 |
| FAX番号 | 0465-32-7759 |
外観を損なわない特大幕と耐久性安全性の高い固定加工
仮設足場には一般的にメッシュシートを使用するケースが多いですが、 歴史と趣を大切にする旅館においては、無機質な足場が景観を大きく損ねてしまいます。 さらに、入口まわりの視認性が下がると、お客様の導線や安心感にも影響が出るため、見え方の設計が重要になります。
今回は、旅館正面の外観を再現したデザインを幕に印刷することで、 工事期間中であっても違和感のない景観を保つ仕様をご提案しました。 また、サイズや分割位置(3分割)を含め、現場の足場形状に合わせた設計を行うことで、設置時の手戻りを減らし、仕上がりの精度も高めています。
初期段階で寸法が明確に記載された指示書をご共有いただけたことも大きく、 必要寸法・掲示範囲・固定位置を早期に確定できたため、提案〜制作までスムーズに進行できました。
事前にご提案図面を作成・共有することで、 設置後のイメージをすり合わせながら進行でき、仕上がりに対する安心感にもつながっています。 特に大型幕は「現場で合わせてみないと分からない」が起きやすいため、図面確認は品質面で非常に有効です。
耐候性を高めるための真鍮ハトメ、牙ハトメと縫い合わせ加工、スリット加工の活用例
屋外での使用、かつ長期間の掲示を想定し、 真鍮ハトメ・牙ハトメ・縫い合わせ加工・スリット加工を組み合わせた仕様を採用しました。 風荷重がかかる足場面では、固定部への負荷が集中しやすいため、補強設計が重要です。
特に牙ハトメは高い耐久性を持ち、強風や雨天時でも幕をしっかり固定できるため、 大型幕や工事用幕には欠かせない加工です。 さらに、縫い合わせ加工で強度を確保しつつ、スリット加工で風抜けをつくることで、全体の負担を軽減し、破損リスクの低減につなげています。
色々な幕の使い方、制作事例のご紹介
設置後には、現場での取り付け作業の様子も撮影いただきました。 実際の現場写真があることで、これから検討される方にも「どんな見え方になるか」を具体的にイメージしていただけます。 工事用幕は“掲示物”でありながら、施設の印象を左右する重要な要素でもあります。
変形サイズや特殊な設置条件であっても、看板・幕製作の知見を活かし、 現場に最適なご提案を行っています。 「足場の形が複雑」「入口だけはきれいに見せたい」「耐風性を優先したい」など、条件に合わせた設計が可能ですので、お気軽にご相談ください。
横断幕・垂れ幕・工事用幕など、用途や設置環境に応じた幕製作をご検討の際は、ぜひご相談ください。 サイズ設計から加工仕様の整理、デザイン再現まで一貫して対応いたします。
佐々木様、この度は誠にありがとうございました。
