プロレス観戦で、推しのレスラーに想いを届ける方法として欠かせないのが「横断幕」。応援の気持ちをしっかりと伝えられるうえ、会場の雰囲気も一層盛り上がります。この記事では、初めての方でも安心して横断幕を作れるよう、団体ごとのルールやデザインのコツ、制作方法まで丁寧にご紹介します。最高の横断幕で、あなたの気持ちを選手に届けましょう。
プロレス観戦で横断幕が応援に欠かせない理由!
プロレス観戦の中でも、横断幕はファンならではの特別な応援方法として、多くの会場で掲げられています。ここでは、なぜプロレス観戦で横断幕がこれほどまでに愛され、応援に欠かせない存在となっているのか、その理由を解説します。
推しレスラーへの熱い想いを形にできる
横断幕は、あなたの「推しレスラー」へのパーソナルな愛情や応援の気持ちを、世界に一つだけの形として表現できる最高のツールです。声援が制限される状況下でも、横断幕は視覚的なエールとして選手の目に直接届きます。自分のためだけに作られた横断幕を見つけたレスラーは、大きな力をもらい、試合へのモチベーションを高めることでしょう。名前やキャッチフレーズ、激励のメッセージを込めた横断幕は、ファンと選手とを繋ぐ特別な絆の証となります。
会場の雰囲気を盛り上げる一体感
色とりどりの横断幕が掲げられた会場は、それだけで非日常的な空間となり、観戦への期待感を高めてくれます。自分の横断幕だけでなく、他のファンが掲げる様々な横断幕が会場を彩ることで、ファン同士の連帯感が生まれます。同じ選手を応援するファン、あるいはライバル選手を応援するファンが作る熱気が交錯し、会場全体に独特の一体感と興奮をもたらすのです。選手の入場時や試合のクライマックスで揺れる無数の横断幕は、プロレス観戦をよりドラマチックに演出する、欠かせない要素と言えるでしょう。
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プロレス横断幕の作成前に知るべきルールとマナー
推しレスラーへの熱い応援メッセージを込めた横断幕。しかし、会場で掲示するには各プロレス団体が定めるルールや、ファン同士が気持ちよく観戦するためのマナーを守る必要があります。トラブルを避け、最高の応援を届けるために、作成前に必ず確認しておきましょう。
まずは観戦するプロレス団体の規定を確認
横断幕に関するルールは、プロレス団体や興行、会場によって細かく定められています。特にサイズや掲示場所についての規定は重要です。観戦予定の団体の公式サイトにある「観戦ガイド」や「Q&A」のページを事前にチェックすることが必須です。
新日本プロレスの横断幕ルール
日本最大のプロレス団体である新日本プロレスでは、多くのファンが横断幕を掲示しています。基本的なルールは以下の通りですが、大会や会場によって変更される可能性があるため、必ず最新情報を公式サイトで確認してください。
項目 |
規定の概要 |
掲示場所 |
会場内の指定されたスペースや手すり。お客様の観戦の妨げになる場所、非常灯、案内表示などを隠す場所への掲示は禁止されています。 |
サイズ |
特に厳密な規定は明記されていませんが、他の観客の視界を遮ったり、大きすぎたりするものは係員の指示で撤去される場合があります。常識の範囲内のサイズで作成しましょう。 |
掲示・撤去 |
開場後、各自で掲示します。試合終了後は速やかに取り外してください。ガムテープなど、跡が残るテープの使用は禁止です。養生テープを持参するのがマナーです。 |
内容 |
選手を応援する内容のものに限ります。誹謗中傷や公序良俗に反する表現は認められません。 |
プロレスリング・ノアの横断幕ルール
緑のリングが象徴的なプロレスリング・ノアでも、横断幕での応援が可能です。基本的なルールは新日本プロレスと共通する部分が多いですが、独自の規定もあるため注意が必要です。
項目 |
規定の概要 |
掲示場所 |
会場係員の指示に従い、指定された場所へ掲示します。通路や非常口、消火栓などを塞ぐ場所は禁止です。 |
掲示時間 |
開場時間から掲示可能です。試合中は、他の観客の迷惑にならないよう配慮が必要です。 |
撤去 |
全試合終了後、速やかに各自で撤去します。会場設備を破損しないよう、テープの貼り方や剥がし方には十分注意しましょう。 |
その他 |
選手や団体への誹謗中傷はもちろん、差別的な内容や政治的・宗教的な主張を含むものは固く禁じられています。 |
その他の団体の確認方法
全日本プロレス、DDTプロレスリング、スターダム、DRAGONGATEなど、多くの団体で横断幕の掲示が認められています。しかし、ルールはそれぞれ異なります。不明な点があれば、公式サイトのお問い合わせフォームなどから事前に問い合わせておくと安心です。
- 各団体の公式サイトで「観戦マナー」「よくある質問」などを確認する。
- チケット購入時の注意事項を読む。
- 不明な場合は、団体の問い合わせ窓口に確認する。
横断幕掲示に関する共通の注意点
どの団体でも共通して守るべき、ファンとしてのマナーが存在します。選手だけでなく、周りのファンにも配慮することで、会場全体が素晴らしい空間になります。
- 非常灯や案内板を隠さない:安全確保のため、非常灯、消火設備、避難誘導灯、各種案内表示などを横断幕で覆い隠すことは絶対にやめましょう。
- 他の観客の視界を妨げない:自分の席から立ち上がって横断幕を広げたり、他の人の視界を遮るような場所に掲示したりするのはマナー違反です。
- 試合中の掲示は避ける:試合が始まったら、横断幕は指定の場所に掲示したままにし、手で持って応援するのは控えましょう。試合観戦の妨げになります。
- テープ跡を残さない:横断幕の固定には、跡が残りにくく剥がしやすい「養生テープ」を使用するのが一般的です。布製ガムテープや紙製ガムテープは会場設備を傷める原因になるため使用を避けましょう。
- 誹謗中傷は絶対にしない:応援する選手だけでなく、対戦相手や他の選手、団体、ファンを傷つけるような内容は絶対に記載してはいけません。
- 終了後は速やかに撤去:興行が終了したら、忘れずに自分の横断幕を回収しましょう。ゴミやテープなども各自で持ち帰るのがマナーです。
選手に伝わる!プロレス横断幕のデザインのポイント
リング上の推しレスラーに想いを届けるには、横断幕のデザインが非常に重要です。遠い客席からでも選手の目に留まり、力になるような応援横断幕を作成するためのデザインのポイントを3つの視点から詳しく解説します。
目立って盛り上げる!デザインに入れるべきデザイン案
横断幕は、限られたスペースの中で選手への応援メッセージを伝えるためのものです。ここでは、デザインに入れるべき基本的な要素をご紹介します。
レスラーの名前やリングネーム
誰を応援しているのかを一目で分かってもらうために、レスラーの名前は必須です。フルネームやリングネームを大きく、はっきりと入れましょう。ファンに浸透しているニックネームや愛称を入れるのも、親しみが伝わり効果的です。
心を掴むキャッチフレーズやメッセージ
名前と並んで重要なのが、選手を鼓舞するキャッチフレーズや応援メッセージです。「〇〇しか勝たん!」「王座奪取」「最高の試合をありがとう」など、短くても熱い想いが伝わる言葉を選びましょう。選手の得意技の名前や決め台詞、二つ名などを入れると、よりファン心理が伝わるオリジナルな横断幕になります。
チームロゴや選手のモチーフ
文字だけでなく、視覚的なシンボルを入れるとデザイン性が格段にアップします。選手が所属するユニット(例:ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン、BULLET CLUBなど)のロゴを入れると、ユニット全体を応援する一体感を表現できます。また、選手のコスチュームの柄や、本人が使用しているシンボルマーク、イメージカラーなどをデザインに取り入れることで、より個性的で愛のある横断幕が完成します。
リングで映える配色のテクニック
会場の照明の中でも埋もれず、選手の目に留まるためには配色がカギとなります。色の組み合わせ次第で見やすさが大きく変わるため、以下のポイントを参考にしてください。
基本は、背景色と文字色のコントラストを強くすることです。いわゆる「補色」に近い関係の色を選ぶと、互いの色を引き立て合い、視認性が高まります。また、選手のイメージカラーやコスチュームの色をベースに配色を考えると、誰の横断幕かがより分かりやすくなります。
配色 |
特徴 |
具体例 |
おすすめの組み合わせ |
コントラストが強く、遠くからでも文字がはっきりと読める。最も定番で失敗が少ない。 |
黒地に黄色、紺地に白、赤地に白、緑地に黄色など |
避けるべき組み合わせ |
背景と文字が同化してしまい、視認性が著しく低下する。特に会場の照明下では読みにくくなる。 |
黒地に紺、黄色に白、水色に白、パステルカラー同士など |
遠くからでも読めるフォントと文字の大きさ
どんなに良いメッセージも、読めなければ意味がありません。後方の席からでもしっかり読めるフォント選びと文字の大きさを意識しましょう。
フォントは、可読性の高い「ゴシック体」が最もおすすめです。文字の太さが均一で、遠くからでも認識しやすいためです。インパクトを出したい場合は、力強い「毛筆体」や「勘亭流」のようなフォントもプロレスの雰囲気にマッチします。逆に、明朝体や細い手書き風フォントは、デザイン性はおしゃれですが、遠目には文字がかすれて読みにくくなる可能性があるため注意が必要です。
文字の大きさは、掲示する横断幕のサイズに合わせて、できる限り大きく配置するのが基本です。文字と文字の間(字間)や行と行の間(行間)に少し余白を持たせると、ごちゃごちゃした印象がなくなり、さらに読みやすさが向上します。
プロレス横断幕のおすすめのサイズや素材の選び方
こだわりのデザインが決まったら、次は横断幕の「サイズ」と「素材」を選びましょう。掲示する会場の規模やルール、持ち運びやすさ、そして予算に応じて最適なものを選ぶことが、満足のいく横断幕作りの鍵となります。ここでは、定番のサイズや人気の素材について、それぞれの特徴を詳しく解説します。
おすすめのサイズは?会場で目立つ大きさ
プロレス横断幕のサイズは、観戦する会場の規模や掲示可能なスペースによって大きく変わります。まずは各団体の規定を確認することが大前提ですが、ここでは一般的に選ばれている人気のサイズをご紹介します。初めて作る方は、多くの会場で掲示しやすい「縦90cm × 横180cm」や「縦120cm × 横240cm」あたりから検討するのがおすすめです。
サイズ(縦×横) |
特徴 |
おすすめの会場・掲示場所 |
90cm × 180cm |
比較的小さめで扱いやすい。個人での持ち運びも楽で、多くの会場の規定内に収まりやすいサイズ。 |
後楽園ホールなどの常設会場、小規模な体育館のフェンスや手すり。 |
120cm × 240cm |
最も人気のある定番サイズ。選手の入場ゲート付近やリングサイドでも十分な存在感を発揮します。 |
中規模の体育館、地方会場の壁面や2階席の最前列。 |
120cm × 360cm |
横長でインパクト大。長いメッセージや複数の選手名を入れたい場合に適しています。 |
両国国技館や日本武道館など、大規模会場のスタンド席フェンス。 |
※上記はあくまで目安です。必ず観戦する団体のレギュレーションと会場の掲示スペースを確認してからサイズを決定してください。
素材は何を選ぶ?屋外でも使える生地
横断幕の素材(生地)は、見た目の印象だけでなく、耐久性や価格、持ち運びやすさに直結する重要な要素です。プロレス会場では主に「ターポリン」と「トロマット」の2種類が人気です。それぞれのメリット・デメリットを理解し、ご自身の用途に合った素材を選びましょう。
素材名 |
特徴 |
メリット |
デメリット |
ターポリン |
ポリエステル製の布を塩化ビニールで挟んだ、耐久性の高い素材。光沢があり、発色が良いのが特徴です。 |
・雨や汚れに強く、屋外での使用に最適 ・耐久性が高く、繰り返し使える ・色が鮮やかに出る |
・重さがあるため、大きいサイズは持ち運びが大変 ・折りたたむとシワがつきやすい(保管は丸めるのが基本) |
トロマット |
ポリエステル製の布生地。軽量でしなやかな質感が特徴で、屋内での使用に向いています。 |
・軽量で持ち運びが楽 ・折りたたんでもシワになりにくい ・価格が比較的安い |
・ターポリンに比べて耐久性や耐水性は劣る ・屋外での常設には不向き |
繰り返し何度も会場に足を運ぶ方や、屋外での掲示も想定している場合は丈夫な「ターポリン」がおすすめです。一方、持ち運びやすさやコストを重視し、主に屋内会場で応援する方は、軽くて扱いやすい「トロマット」を選ぶと良いでしょう。
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プロレス横断幕の制作手順と依頼方法
推しレスラーへの想いを込めた横断幕のデザインが決まったら、いよいよ製作に取り掛かります。横断幕の制作方法には、大きく分けて「手作り(自作)」と「専門業者への依頼」の2つがあります。それぞれのメリット・デメリットを理解し、ご自身の予算や求めるクオリティに合わせて最適な方法を選びましょう。
横断幕の制作方法は主に2つ
ここでは、それぞれの制作方法の特徴について詳しく解説します。費用を重視するのか、仕上がりの美しさを重視するのかで、選ぶべき道は変わってきます。
費用を抑えるなら手作り(自作)
応援グッズにかかる費用を少しでも抑えたい方や、自分の手で作り上げることに価値を感じる方には、手作り(自作)がおすすめです。布や塗料などの材料を自分で用意し、一から作り上げることで、世界に一つだけの愛情のこもった横断幕が完成します。ただし、大きな布に綺麗に文字やイラストを描くには技術と時間が必要で、雨風に耐えるための防水加工なども自分で行う必要があります。
クオリティを求めるなら専門業者への依頼がおすすめ
初めて横断幕を作る方や、プロ仕様の美しい仕上がりを求める方には、専門業者への依頼が最適です。プロレスの会場でよく見られるような、写真や複雑なロゴが入った高品質な横断幕は、ほとんどが業者によって製作されています。専門業者は、屋外での使用にも耐える丈夫な生地や、色褪せしにくいインクで印刷してくれるため、長期間にわたって美しい状態を保つことができます。デザインデータの作成に不安がある場合でも、サポートしてくれる業者もあるため安心です。
比較項目 |
手作り(自作) |
専門業者への依頼 |
費用 |
安価に抑えられる |
比較的高価になる |
仕上がりの質 |
個人の技術力に依存する |
プロ品質で非常に高い |
耐久性 |
使用する材料による |
屋外使用にも耐える高い耐久性 |
制作期間 |
デザインやサイズにより数日〜数週間 |
データ入稿後、数日〜1週間程度 |
手間 |
材料の用意から製作まで全て自分で行う |
デザインデータを用意し注文するだけ |
業者に依頼する場合の納期や制作の流れ
専門業者に横断幕の製作を依頼する場合、一般的な流れを知っておくとスムーズに注文できます。以下に、注文から完成までの基本的なステップをご紹介します。
- 業者選びと見積もり
まずはインターネットで「横断幕 印刷」「応援幕 制作」などのキーワードで検索し、複数の業者を比較検討します。価格だけでなく、生地の種類、口コミ、納期の速さ、デザインサポートの有無などを確認し、数社から見積もりを取りましょう。 - デザインデータの作成と入稿
IllustratorやPhotoshopなどのソフトを使って作成したデザインデータを入稿します。業者によっては、Webサイト上のデザインシミュレーターを使えたり、手書きのラフ画からデザインを作成してくれたりするサービスもあります。 - 仕様の決定と注文
横断幕のサイズ、使用する生地(ターポリン、トロマットなど)、周囲の加工方法(ハトメ加工など)を最終決定し、正式に注文手続きを行います。 - 製作と発送
注文と支払いが完了すると、業者が横断幕の印刷・製作を開始します。完成後、指定した住所へ発送されます。 - 受け取り
商品が到着したら、デザインや仕上がりに問題がないかを確認して完了です。
納期は業者や注文内容によって異なりますが、多くの場合、デザインデータが確定してから3〜7営業日ほどで発送されます。観戦日に間に合わせるためにも、余裕を持ったスケジュールで依頼することが重要です。特急料金を支払うことで納期を短縮できるオプションを用意している業者もありますので、急ぎの場合は相談してみましょう。
まとめ
横断幕は、ただの応援グッズではなく、選手への想いをダイレクトに届けられる特別な存在です。選手の名前やキャッチフレーズを入れ、リングからでも見やすい配色やフォントを意識してデザインしましょう。ルールとマナーを守った心のこもった横断幕で、選手にエールを送り、プロレス観戦をさらに楽しんでください。
横断幕の購入をご検討中の方や、デザイン・設置についてもっと詳しく知りたい方は、ぜひお気軽にご相談ください。
あなたの理想に合ったご提案や製作を、専門スタッフが丁寧にサポートします。