お役立ちコラム

祭りに映える横断幕の作り方!目立つデザインと活用アイデアを紹介

お祭りの屋台やイベントで「もっとお客様に来てもらいたい」「もっと盛り上がった雰囲気にしたい」とお考えですか?その願いを叶えてくれる心強い味方が“横断幕”です。
大きくて目立つ横断幕は、遠くからでもしっかり目に入り、人の流れを呼び込むだけでなく、会場全体の雰囲気もグッと華やかにしてくれます。この記事では、目を引くデザインのコツや、失敗しない素材・サイズの選び方、さらには「屋台」「ステージ」「フォトスポット」といった場面別の活用アイデアまで、実践的なノウハウをわかりやすくご紹介いたします。

なぜ選ばれる?横断幕を祭りで使うメリットを解説!

数ある装飾や看板の中から、なぜ祭りで横断幕が選ばれるのでしょうか。ここでは、祭りの成功に欠かせない横断幕の具体的なメリットを詳しく解説します。

遠くからでも目立つ!抜群の視認性で集客効果アップ

お祭りやイベントの会場では、屋台や団体の存在を多くの人に知ってもらうために、目に留まる工夫がとても重要です。そんなときにおすすめなのが、横断幕です。大きなサイズと目立つデザインで、来場者の視線を自然に引きつけることができます。

他の告知ツールと比べても、横断幕は視認性の高さで一歩リードしています。のぼり旗も複数立てればある程度目立ちますが、1本では伝えられる情報が少なめです。ポスターは詳しい内容を書けますが、近づかないと見えづらく、広い場所ではやや不利です。

さらに横断幕は、雨や風に強い素材が使われており、屋外でも安心して使える点もポイントです。ポスターのように水で破れたり、のぼり旗のように風で巻き付く心配も少なく、長時間掲示するイベントにぴったりです。

つまり横断幕は、「遠くからよく見える」「伝えたい情報がしっかり載せられる」「外でも安心して使える」という三拍子そろった便利な集客ツールです。人の目を引きつけ、足を運んでもらうきっかけづくりに、ぜひ活用してみてください。

会場の雰囲気づくりに貢献!にぎわい感と演出力

横断幕の役割は、単なる目印や看板だけではありません。会場全体の雰囲気を作り出し、祭りの世界観を演出する力を持っています。祭りのテーマカラーやコンセプトに合わせたデザインの横断幕を会場の各所に設置することで、空間に統一感が生まれ、来場者の高揚感を一層高めることができます。

例えば、以下のような活用法は、会場の雰囲気を劇的に向上させます。

  • ステージの背景装飾として:音楽ライブや伝統芸能のパフォーマンスを行うステージの背景に巨大な横断幕を掲げることで、プロフェッショナルな舞台を演出し、観客の没入感を深めます。
  • 商店街や参道のアーケード装飾として:通りに沿って複数の横断幕を掲げることで、街全体が祭りムードに包まれ、歩くだけで楽しい空間を作り出します。
  • 会場の一体感醸成に:「ようこそ〇〇祭りへ」「祝 開催」といったメッセージを掲げることで、主催者と来場者の一体感を醸成し、歓迎の意を伝えることができます。

横断幕一枚で、ありふれた空間が非日常の特別な場所に変わります。この優れた演出力こそ、祭りで横断幕が広く活用される大きな理由です。

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視線をつかむ!祭りで目立つ横断幕デザインのコツ

ここでは遠くからでも一瞬で内容が伝わるようなデザインのコツを3つのポイントに分けて具体的に解説します。

配色が勝負!効果的な色選びと背景とのコントラスト

横断幕の印象は配色で大きく変わります。祭りのにぎやかな雰囲気にマッチし、かつ遠くからでも目立つ色の組み合わせを選びましょう。基本は、背景色と文字色のコントラスト(明度差)をはっきりさせることです。日本の祭りでは、情熱や活気を表す赤や黄色などの暖色系がよく使われます。

以下に、視認性が高くおすすめの色の組み合わせ例を挙げます。

背景色

文字色

与える印象と特徴

白、黄

情熱的でエネルギッシュな印象。祭りの定番カラーで最も目立ちやすい組み合わせの一つです。

白、黄

伝統的で落ち着いた印象を与えつつ、文字がくっきりと見えます。夜祭りや格式のある祭事に合います。

黒、赤

明るく楽しい雰囲気。注意を引く効果も高く、子ども向けのイベントや屋台にも最適です。

黒、赤、青

清潔感があり、どんな文字色とも合わせやすい万能な背景色。デザインの自由度が高いのが特徴です。

白、黄、金

高級感や力強さを演出できます。文字が際立ち、スタイリッシュで引き締まった印象になります。

日中の青空の下や、夜の提灯の明かりの下など、設置する場所の環境も考慮して配色を決めると、より効果的です。

一瞬で伝える!フォント選びと文字サイズのバランス

横断幕に記載する文字は、瞬時に読めることが重要です。そのためには、読みやすく力強いフォント(書体)を選び、適切な文字サイズで配置する必要があります。細すぎるフォントや装飾が多すぎるフォントは、遠くから見ると文字が潰れてしまうため避けましょう。

祭りの横断幕でよく使われる、おすすめのフォントを紹介します。

フォントの種類

特徴と最適な用途

ゴシック体

線の太さが均一で、最も視認性が高いフォント。力強く安定感があり、どんな内容にも使えます。迷ったらゴシック体を選べば間違いありません。

毛筆体・勘亭流

和の雰囲気や伝統、勢いを表現するのに最適です。「〇〇連」「祝」といった文字に使うと、祭りの臨場感が高まります。

ポップ体

親しみやすく、楽しげな雰囲気を演出できます。屋台のメニューや子ども向けイベントの告知などにおすすめです。

文字サイズは、横断幕を見る人との距離を想定して決めます。例えば、10m離れた場所からでも読めるようにするには、文字の高さが最低でも10cm以上必要とされています。最も伝えたいキーワードは大きく、補足情報は少し小さくするなど、文字サイズに強弱をつけると、情報が整理されて伝わりやすくなります。

伝えたい内容を絞る!横断幕に適したキャッチコピーの作り方

横断幕は、通りすがりの人が一瞬見るだけの広告媒体です。伝えたい情報を詰め込みすぎると、結局何も伝わらないという結果になりかねません。メッセージはできる限り簡潔にし、最も伝えたいキーワードを明確にすることが成功の秘訣です。

横断幕に記載する内容は、以下のポイントを意識して絞り込みましょう。

  • 誰に伝えたいか:ターゲットを明確にする(例:お腹を空かせた人、イベントを探している家族連れ)
  • 何を伝えたいか:最もアピールしたいことを一つに絞る(例:名物メニュー、イベント名、団体の名前)
  • 短い言葉で表現する:「絶品!からあげ」「大抽選会 開催中!」「〇〇連 参上」など、5~10文字程度の短いフレーズが理想です。

例えば、屋台の横断幕であれば、店名や団体名に加えて「名物!〇〇焼き」「冷え冷えビール」といった看板メニューを大きく記載するのが効果的です。伝えたい情報をシンプルに絞り込み、力強いキャッチコピーで人々の視線を引きつけましょう。

注文前に確認しておきたい!サイズ・素材・納期の選び方

ここでは、横断幕の具体的な選び方について、後悔しないためのポイントを解説します。

使用場所に合わせた横断幕のサイズの選び方

横断幕のサイズは、設置する場所や目的によって最適な大きさが異なります。遠くからでもしっかり視認できるか、設置スペースに収まるかを考慮して選びましょう。以下に、代表的な使用場所ごとのおすすめサイズをまとめました。

使用場所

推奨サイズ(一例)

特徴

屋台・出店の軒先

縦60cm × 横180cm

一般的な長机の幅に合い、商品名や価格を記載するのに適しています。通行人の目線の高さに合わせやすいサイズです。

イベントステージの背景

縦120cm × 横360cm

ステージ全体を華やかに演出し、イベント名や団体名をアピールできます。出演者と一緒に写真に収まるサイズ感が人気です。

会場のフェンス・壁面

縦90cm × 横500cm

会場の境界を示すフェンスや広い壁面を利用し、広範囲にわたって祭りの名称や案内を告知するのに効果的です。

フォトスポット用

縦180cm × 横240cm

複数人が並んで記念撮影できる大きさです。SNS映えを意識したデザインを大きく見せることができます。

設置場所の寸法を事前にメジャーで正確に測っておくことが、サイズ選びで失敗しないための重要なポイントです。

屋外に強いのはどれ?用途別に選ぶ素材の特徴

祭りは屋外で開催されることが多いため、天候の変化に対応できる素材選びが欠かせません。耐久性や発色、価格などを比較し、用途に合った素材を選びましょう。多くの印刷業者では、主に以下の素材が利用されています。

素材名

特徴

適した用途

ターポリン

テント生地にも使われるビニール素材。丈夫で耐水性が高く、屋外での常設にも耐えられます。発色が良く、写真やイラストの印刷に適しています。

屋外の屋台看板、ステージ背景、長期間設置する案内幕など

メッシュターポリン

ターポリンに無数の小さな穴を開けた素材。風が通り抜けるため、風の強い場所でも破れにくいのが特徴です。ターポリンより少し軽量です。

高所やフェンスなど、風の影響を受けやすい場所への設置

トロマット

ポリエステル製の布素材。軽量で折りたたんでもシワになりにくく、持ち運びに便利です。光沢を抑えたマットな質感で、上品な仕上がりになります。

屋内のステージ装飾、物販ブースの背景、写真撮影用の幕など

特に屋外で使用する場合、火災予防条例により「防炎加工」が義務付けられている会場もあります。事前に祭りの運営事務局や会場の規定を確認し、必要であれば防炎加工に対応した素材を選びましょう。

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※(公財)日本防炎協会より認定済みの商品です!(認定ラベルが必要な場合は別でご用意ございます)

いつまでに注文すれば間に合う?納期とスケジュールの目安

横断幕はオーダーメイド品のため、注文から手元に届くまでには一定の期間が必要です。祭りの開催日から逆算して、余裕を持ったスケジュールで発注しましょう。

一般的な制作スケジュールは以下の通りです。

  • デザインデータの入稿・確定:お客様がデザインを業者に渡し、印刷可能なデータかどうかのチェックを受けます。
  • 印刷・製作期間:通常、デザイン確定後から5~7営業日程度かかります。
  • 発送・配送期間:業者から出荷され、手元に届くまで1~3日程度かかります。

つまり、デザインのやり取りも含めると、祭りの開催日の少なくとも2週間前には注文を済ませておくと安心です。多くの業者では追加料金で納期を短縮できる「特急プラン」も用意されていますが、祭りのシーズンは注文が集中しやすいため、早めの準備が肝心です。「営業日」は土日祝日を含まない場合が多いため、連休を挟む際は特に注意が必要です。

祭りを盛り上げる横断幕の活用アイデア集

ここでは、具体的な活用アイデアを3つのシーンに分けてご紹介します。これらのアイデアを参考に、あなたの祭りをさらに特別なものにしましょう。

屋台や出店の看板として集客力アップ

多くの屋台や出店が立ち並ぶ中で、お客様の目を引き、足を止めてもらうためには、目立つ看板が不可欠です。横断幕を看板として活用すれば、遠くからでも何を販売している店なのかを一目で伝え、効果的に集客できます。

のぼりや提灯と組み合わせることで、さらに立体的で魅力的な店構えを演出できます。「名物!」「限定品!」といったキャッチーな言葉や、食欲をそそる商品のイラスト・写真を入れることで、お客様の購買意欲を刺激しましょう。屋台のテーブルにテーブルクロスとして敷くのも、統一感を出すためのユニークなアイデアです。

イベントステージや会場装飾の主役に

祭りのメインとなるイベントステージや、会場全体の装飾にも横断幕は最適です。ステージの背景に祭りの名称やロゴを大きく掲げれば、一気に公式感と華やかさが増し、演目もより一層引き立ちます。

また、会場の入り口にウェルカムゲートとして設置すれば、来場者の期待感を高めることができます。殺風景になりがちなフェンスや壁面に沿って横断幕を飾ることで、会場全体に統一感が生まれ、非日常的な空間を演出し、祭りの世界観に没入してもらう手助けとなります。

記念撮影に必須のフォトスポットを演出

SNSでの情報発信が当たり前になった現代において、来場者が思わず写真を撮りたくなる「フォトスポット」の設置は、祭りの認知度向上に直結します。横断幕を使えば、手軽にオリジナリティあふれるフォトスポットを作成できます。

祭りの名称、開催日、オリジナルのハッシュタグなどをデザインに盛り込むことで、SNSでの拡散効果も期待できます。来場者にとって最高の思い出作りをサポートしましょう。

フォトスポット横断幕の活用例

活用シーン

デザインのポイント

期待できる効果

メインフォトスポット

祭りのロゴやキャラクター、開催年月日を大きく配置する。背景は地域の風景や祭りのシンボルを取り入れる。

来場者の満足度向上と、SNS投稿による自然な宣伝効果。

顔出しパネル風

法被(はっぴ)を着たキャラクターの顔部分などをくり抜いたデザインにする。

子どもから大人まで楽しめる参加型のコンテンツとなり、滞在時間を延ばす。

手持ち横断幕

「〇〇祭り最高!」「#夏祭り2024」など、短いメッセージを入れた手持ちサイズの横断幕を用意する。

来場者が自由に場所を選んで撮影できる。フォトプロップスのように使え、投稿のバリエーションが豊かになる。

Q&A|祭りの横断幕に関するよくある質問

祭りで横断幕を使用するにあたって、多くの方が抱く疑問にお答えします。予算や設置、保管に関するポイントを押さえて、横断幕を最大限に活用しましょう。

予算が限られている場合、どこを削るとコストを抑えられる?

横断幕の費用は、主に「サイズ」「素材」「加工」の3つの要素で決まります。予算を抑えたい場合は、これらの要素を見直すのが効果的です。特に優先順位の高いものから検討してみましょう。

項目

コスト削減策

注意点

サイズ

必要最低限の大きさに変更する。

小さすぎると視認性が下がるため、設置場所からの見え方を考慮して決めましょう。

素材

高耐久なターポリンから、布系のトロマットなど安価な素材に変更する。

雨天時や長期間の屋外設置には不向きな場合があります。使用期間や天候を考慮して選びましょう。

加工

ハトメの間隔を広げる、周囲のロープ縫込みを省略するなど、加工をシンプルにする。

強度がやや落ちるため、風の強い場所での設置には向きません。

デザイン

専門業者へのデザイン依頼ではなく、無料テンプレートなどを活用して自分でデータを作成する。

デザイン作成には専用ソフトの知識が必要な場合があります。手軽に作成できるサービスを選びましょう。

横断幕を屋台の骨組みに直接くくりつけても大丈夫?

はい、多くの場合で可能です。ただし、安全に取り付けるためにいくつかの注意点があります。

まず、風で横断幕が飛ばされたり、屋台が転倒したりしないよう、紐や結束バンドを使って複数箇所をしっかりと固定してください。特に風の通り道になる場所では、風圧を逃がすための「風抜けスリット」加工を施した横断幕を選ぶと安心です。

また、固定する際は屋台の骨組み(パイプなど)を傷つけないよう配慮が必要です。紐が当たる部分にタオルや当て布を挟むと、傷や塗装の剥がれを防げます。

最後に、祭りの運営ルールによっては設置方法に規定がある場合も考えられます。事前に主催者や会場の担当者に確認しておくとより確実です。

横断幕を傷めずに保管するにはどうすればいい?

来年の祭りでもきれいな状態で使えるよう、正しい方法で保管しましょう。長持ちさせるための手順は以下の通りです。

  1. 汚れを落とす
    保管前には必ず汚れを落とします。水で濡らして固く絞った柔らかい布で、表面を優しく拭き上げてください。洗剤やアルコール類はインクを傷める原因になるため、使用は避けましょう。
  2. 完全に乾かす
    汚れを拭き取った後は、風通しの良い日陰で完全に乾かします。水分が残っていると、カビの発生やインクの癒着につながるため注意が必要です。
  3. 折り目をつけずに巻く
    横断幕を保管する際は、たたむのではなく「巻く」のが基本です。印刷面を内側にして、ラップの芯のような硬い芯材に緩く巻きつけてください。これにより、折りジワやインクのひび割れを防ぐことができます。
  4. 適切な場所で保管する
    巻いた横断幕は、直射日光が当たらず、高温多湿にならない冷暗所で保管します。立てかけると変形の原因になるため、横にして置くのがおすすめです。

 

まとめ

横断幕は、祭りを華やかに彩りながら、しっかりと情報を伝えることができる頼もしいアイテムです。配色やフォントの選び方、そして設置場所や用途に合った素材・サイズの選定を少し工夫するだけで、横断幕の効果は何倍にも広がります。「屋台で使う」「ステージを演出する」「フォトスポットを作る」など、使い方次第で会場の雰囲気やお客様の反応もガラリと変わってくるはずです。ぜひ本記事で紹介したポイントを参考に、あなたの祭りを最高に演出する一枚ができれば幸いです。

 

横断幕の購入をご検討中の方や、デザイン・設置についてもっと詳しく知りたい方は、ぜひお気軽にご相談ください。

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