\目次/
● 上手に布を選ぶポイント
● 横断幕に使う生地を選ぶならば、使う場面を明確にしよう
イベントの宣伝やスポーツの応援などに使われる横断幕ですが、つくるとなれば素材となる生地から決めなければいけません。
どれを使っても同じだと思う方もいるかもしれませんが、断幕の生地は何を使うのかによって見た目が大きく変わります。生地によって性能は異なるので使う場面に合わせた布でなければ思わぬトラブルが生じることもあるでしょう。ここでは、そんな横断幕に使う生地の選び方をご紹介します。
上手に生地を選ぶポイント
見た目
横断幕に使う生地の選び方で、見た目は重要なポイントです。
生地は、素材によって光沢や質感が変わります。例えばスポーツの応援に使うような横断幕であれば、より派手なものが好まれるので、光沢のあるサテンやスウェードなどが最適です。
お店の宣伝などで写真を横断幕に入れたいのであれば、発色が良く光沢の出るグロスターポリンという生地にすることで美しい見た目になります。
性能
横断幕を使う状況は、いろいろとあります。
例えばイベントを開催する施設の外に取り付けたり、卒業式など学校の講堂や体育館の中に取り付けたりします。
また、長期にわたって使用することもあれば、数日とか数時間で取り外して保管しておくこともあります。従って、横断幕に使う生地を選ぶポイントは、用途に合わせた性能を持っているかどうかです。屋外で長期の使用をするならば、風雨にさらされても破れたりシワになりにくい素材を選ぶべきです。
ターポリンのように強度のある生地であれば、厳しい環境でも耐えられます。特に風が強い場所であれば、メッシュ構造のメッシュターポリンにしておけば抵抗を少なくできます。
また特殊な環境に向いている布で例を挙げるならば、防炎トロマットは火に強いので、ガソリンスタンドのように引火しやすいものを扱う店舗に設置する横断幕に使うと良いでしょう。(防炎協会の発行するラベル付きの物)
価格
横断幕をつくるうえで予算は気になるもの。
どれだけ良いものをつくろうとしても、支払いができなければ注文ができません。安くつくろうとするならば、トロピカルやテトロンポンジといった生地が候補になります。ただし、安い生地は耐久性が低いので、風雨にさらされるとすぐに使い物にならなくなるでしょう。
短期間の使用をするときに選ぶべき生地です。逆に十分な予算があるならば、遮光性のある遮光ターポリンや防炎性のある防炎トロマットなどの高価な生地を使えます。使う場面に合わせた性能が欲しいならば、相応の予算を用意しなければいけません。
横断幕に使う生地を選ぶならば、使う場面を明確にしよう
横断幕に使う生地の選び方では、どのような場面で使うのかを明確にすることが大事です。
屋外か屋内か、短期か長期かといったことがわからないと、ふさわしい生地を選ぶことは難しいです。使う場面を明確にできたら、あとは予算などの制約も考慮していくことで生地の種類を絞り込めます。
なお生地は横断幕をつくる業者によって扱う種類が変わってくるのでまずはいろいろな業者を調べることから始めましょう。
幕夫さんでは横断幕に関するお役立ち情報のご紹介をしているほか、横断幕の販売を中心に様々な商品を多数取り扱っております。用途やご予算に応じて最適なサイズや生地などもご提案できますので、気になる商品がある方はお気軽にご連絡ください。